ナイトガード(夜用マウスピース)とホームホワイトニングで健康的な歯を低価格で手に入れよう!
私は虫歯が一本もなく、20代の頃に100万円近くかけて歯の裏側矯正で歯並びを整えたので結構自慢の歯だったりします。
しかし、30代中盤に入った頃から上の歯のすきっ歯(空隙歯列)が目立つようになってきました。
こちらの記事で紹介させて頂いたようにリテーナーの段階までいかず、矯正を中途半端に終えてしまったことも原因かもしれません。
(そういえば、矯正中もすきっ歯にならないように歯の裏側にゴムを引っかけて隙間ができないように調整してくれていました)
年齢を重ねていくうちに骨格や歯並びが少しずつズレてきているのも感じていてそれが原因のような気もします。
本当に歳はとりたくない。。
とはいえ「他人から見れば大したすきっ歯ではない。気にしすぎ」と自分に言い聞かせ、生活にも大きな支障はないので特に対策をしていませんでした。
ところが、寝ている時の歯ぎしりなどを防ぐマウスピース(ナイトガード)を使い始めてから完治とまでいかないまでも、すきっ歯を改善してくれたので今回はそれを紹介させてください。
そして、そのマウスピースを活用してホームホワイトニングも手軽に始めることができたのでそれも併せて紹介させていただきます。
目次
夜間マウスピース(ナイトガード)を使い始めた経緯
子供が産まれる直前、妻から「親の口内に虫歯菌がいると子供にうつるリスクがある。キスとかしたかったら一度歯医者で検査してもらって!」と言われ数年ぶりに向かった歯医者。
私は子供の頃から一度も虫歯になったことがなく、虫歯はない謎の自信があったので面倒くさいなぁと内心少し思っていました(笑)
実際、診察を受けて虫歯はないと言われたとき心の中で勝手にガッツポーズ。
しかし、医者に言われたのが、「寝ているときの歯ぎしりがひどいようで歯が擦り減っている。歯ぎしりの影響を低減させるためにナイトガードを作った方がいい」と言われました。
歯が擦り減っているとは思ってもみなかったのですが、顔周りが凝っていたり、顎関節症ぽい症状が出るときがあり口が開けづらいなど食いしばりの自覚はありました。
そこで歯医者の薦めを素直に聞いてマウスピースをつくることにしました。
その日は型を取るだけで終わりましたが、1週間後くらいに再訪問してナイトガードを受け取りました。
診察料と合わせても1万円しなかったと思います。
夜間マウスピース(ナイトガード)の効果
ナイトガードには以下のような効果があります。
①歯のすり減りを防止する(その代わりにマウスピースがけずれる)
②歯列をマウスピースで連結固定することで、歯ぎしり中の力を歯列全体に分散させる。
それにより、1本の歯にかかる負担を低減し、歯の破折や歯根破折を防止、コンポジットレジンなどの修復物の破損脱離を防止、セラミッククラウンなどの補綴物の破損脱離を防止する
③歯の位置を保定する(時に正中離開(すきっ歯)を改善する)
④顎関節の負担を軽減する
※マウスピースをしても歯ぎしり、食いしばり自体はなくなりません。それゆえ、肩こり頭痛なども直接的には治りません。
私は当初毎晩は使わず、歯ぎしりが気になるときやガッツリ寝たいときだけマウスピースをはめていました。
しかし上記の③にもある通り、すきっ歯を改善する効果もあるようです。
ある時から朝起きてマウスピースを外すと自分のすきっ歯が朝起きると少し狭まっているのに気づき、それからはほぼ毎日使用しています。
再度の歯列矯正やダイレクトレジンで隙間を詰めることも検討していた自分にとっては嬉しい誤算でした。
とはいえ毎晩つける生活を半年以上続けていますが、完全に治るまでには至っていません。
それでも、すきっ歯がひどくなるのは防げますし、歯医者は正しい歯の位置でマウスピースを作ってくれるので、歯の擦り減り防止だけではなく、歯並びを維持したい方、歯並びが崩れてきているのを感じている方にとてもおすすめです。
矯正するほどではない方に1万円前後でできる歯医者でのナイトガードづくりはかなりコスパいいのではないでしょうか。
ちなみに歯医者でマウスピース専用の洗浄剤をおすすめされることがあるかもしれませんが割高なので、マウスピースの洗浄も入れ歯洗浄でおなじみポリデントがおすすめです。
私は最近運動不足ですっかり使わなくなったプロテインシェイカーに水とポリデントとマウスピースをぶち込んで洗浄しています(笑)
歯医者のお姉さんもポリデントで実は十分ですと言っていたので問題ないと思います。
ホームホワイトニングを始めたきっかけ
ナイトガードを本格的に使い始めてから、すきっ歯に関するコンプレックスは一旦解消したある日。
ソファで息子と遊んでいたとき、息子が無邪気に「パパって歯が黄色くて面白いね!」と言ってきました。
そうか、、、子供の素直な心で見ると私の歯は黄色くて面白いレベルなんだと知ったとき、心になかなかの傷を負いました(笑)
それからホワイトニングを真剣に検討。
以前、ホワイトニングシートでケアしていた時期があり、一定の成果も実感していたのですが、歯を拭き取って綺麗にシートを歯に貼り、30分以上シートに唾液がなるべくつかないようにじっと待つという作業が億劫だったためいつからかやめてしまっていました。
他にいい方法はないものか歯医者でホワイトニングしてもらうことも含めて検討しましたが、脱毛も自宅ケアで安く済ませたいコスパ厨の私としては、やはりホームホワイトニングを中心に調査。
歯医者などでホワイトニングしてもらうオフィスホワイトニングはある程度お金が必要になりますし、通うのが面倒になり続かない可能性もあります。
その中で、歯医者で作ってもらった精巧なマウスピースがあれば、歯医者でのホワイトニングで使われる薬剤を使ってホワイトニングできることを知りました。
オパールエッセンス 20%でホワイトニング
私が実際に使用したのはアメリカで人気のオパールエッセンスのホワイトニングジェルです。
オパールエッセンスは、米国の歯科材料メーカーで、その中で私は「ホワイトニング ジェル20%」というものを選びました。
「ホワイトニング ジェル20%」は、FDA(アメリカ医療機器認証)承認のホワイトニングジェルで、歯医者などでホワイトニングで使用することの多い過酸化尿素を20%含んでいます。
成分は歯医者で使用されているものと基本的に同じであり、歯ぎしりから守るためのマウスピースを持っているからこそできるホワイトニングなので、これしかないと購入しました。
(自分でもAmazonや楽天市場で販売されているセットでマウスピースを作れますが、歯医者で正確に作ってもらうカッチリと歯にフィットするマウスピースしかこのホワイトニング方法は基本的におすすめできません)
ただし注意点としては国内では購入できないようなのでBUYMAのような海外輸入のサイトから購入する必要があります。
購入は面倒ですが、効果は着実に出ており、少しずつ歯の黄ばみがなくなっています。
息子からも「歯が黄色い」と言われなくなりました。(忘れただけかもしれませんが(笑))
オパールエッセンスの使用方法
オパールエッセンスの使用方法は以下の通りです。
<Step1>
使用前に、綺麗に歯を磨きます。汚れがあると、効果的に使用することができません。
<Step2>
マウスピースに、それぞれの歯おきに少量ずつ塗布します。(シリンジ1つにつき、マウスピース2つ分が目安らしいです)
<Step3>
マウスピースを歯にはめ込み、約30分ほど浸透させます。
<Step4>
30分経過後マウスピースを外し、2回以上お口を濯いで残ったジェルを取り除きます。
ホワイトニングシートは待ち時間に口の中に唾がたまったりするのが気になって仕方がなかったのですが、ホワイトニングジェルの場合はマウスピースでぴったりはまって薬剤が浸透してくれるので非常に楽です。
もしマウスピースを作る機会があったら是非試してみてください。
オパールエッセンスのホワイトニングジェル以外にも歯医者で使われている成分と同じジェルはあると思います。
まとめ
歯医者でナイトガードを作ってもらい、正しい歯並びをキープ(歯並びの改善も期待)しつつ、そのマウスピースを活用してホワイトニングするこの方法はいかがでしたでしょうか。
歯並びは食事の消化含めて健康的な生活に重要ですし、私の周りでも矯正やホワイトニングなど歯の見た目にお金を投資する方が増えてきた気がします。
もちろん歯医者でしっかりと治してもらうことが一番だとは思いますが、審美治療などは特に保険適用外であるなどコストもかかります。
まずはコスパよく自分で健康的な歯を目指してみたい方は、ナイトガードをつくり、寝ているときにマウスピースで歯を守りながら、ホワイトニングジェルでホワイトニングも始めてみてはいかがでしょうか。