【社会人デビュー】こじらせ男子だった僕がコミュ障を克服しイケイケになれた方法

 

小さい頃から異性と話すのは苦手でしたが、高校生のときに男子校病をがっつり患い女子という存在すら忘れ、やっと大学で華やかなキャンパスライフが始まるかと思いきや大学時代はロックやサブカルにハマり、いわゆるサブカルくそ野郎だった私。

テニサーかっこ悪いと言いながら、本音はモテたい、早くDT卒業したい、女性とのコミュニケーションがかなり下手なコミュ障でした。

 

当時は女性の目を見て話せないし、話し始めたと思ったらすごい早口で自分のことばかりしゃべる今振り返るとかなり痛いやつです。

アメトーークの『女の子苦手芸人』とかめっちゃ共感します。

そんな私が社会人になってから男子校病を克服し、女性とのコミュニケーションが苦ではなくなり、女性とのトークに心の余裕を持ち、今となっては恥ずかしい話ですが多くの女性と枕を交わすことを友人と競い合うまでになった成長?の過程を書きたいと思います。

お洒落にしたらモテるわけではない

そんなうまくいったのは結局見た目がいいんでしょと言われてしまうかもしれませんが、私はイケメンではないです。

なんとか雰囲気イケメン目指して頑張ってはいますが。

ただ学生時代からサブカル好きでファッションも好きだったのでオシャレにはこだわりがありました。

モテるファッションというよりは俺はこういうのが好きなんだ!という自己主張強めのファッションでしたが。

今だったら恥ずかしくて外を歩けないファッションです(笑)

 

社会人デビューのタイミングでコミュニケーション能力には自信がないので、まずはお洒落で他の同期と差をつけてやろうと意気込みました。

お金もないのにスーツやネクタイ、バックにこだわるのはもちろんのこと、カフスやネクタイピン、ほのかに香る香水と入社早々すべてを導入しました。

当時から愛用しているPaul Smithの薔薇の香水は今でもお気に入りです。

女性ウケもいいコスパも高い香水だと思います。

 

 

ただコミュニケーションが下手すぎるので全然モテないし、同期カップルとか周りで誕生し始めているのに自分にはそんな気配もない。

もちろん男女問わず第一印象は大事で、外見がその人の一定基準をクリアしないと彼氏候補にも入れないので身だしなみは大事なのですが、お洒落だったら向こうから寄ってくるとか100%ないとそのとき痛感しました。

 

芸能人レベルのイケメンでオシャレだったら口下手でも可能性があるかもしれませんが、普通のコミュニケーションも取れないような男はどんなに外見を変えても厳しいと社会人デビュー早々に悟りました。

コミュニケーション能力は男性の場合、特に大事です。

そういえば大学時代、顔は全然かっこよくないのに話面白くて、男女ともに人気があって彼女がいない時期がないゼミの同期いたなぁと当時思い出しました。

歳を重ねて婚活が現実的になってくると年収やステータスも武器になってきますが20代の若い時期はやはりコミュニケーション能力が重要です。

 

※ファッションは人それぞれですが清潔感を出すことができる髭脱毛は若いうちからおすすめです。

 もし脱毛に興味があればこちらの記事も読んでもらえると嬉しいです。

 私が実際に自宅で脱毛している過程を書いています。

コミュニケーション能力をどのように鍛えたか

そんなこんなで冴えない社会人1年目を過ごしていたある日、寒くてコートを着ていた記憶があるので冬でしょうか。

当時の上司が会社の飲み会の2次会でキャバクラに連れて行ってくれました

人生初のキャバクラだったのですがとても楽しかったのを覚えています。

 

お酒が入っていたのもありますが、自分の話をすごい聞いてくれて広げてくれてめちゃくちゃ気持ちよかった

そこからキャバクラやガールズバーに少しハマってしまいました。

ただ上司もそんなに連れて行ってくれるわけでもなく、同期や友人を誘って行くのもなんとなく恥ずかしかったので一人で行くことが多かったです。

月に1,2回、友人や会社の飲み会を終えた後、地元のキャバクラに1時間セットで入るみたいなことをしていました。

一人の方が店も好きに決められるし友人を気にして延長するということも不要なので気楽でした。

1年近くそういうことしているうちに話題の作り方を学んだり、もっと会話がうまくなりたいと思い、雑談がうまくなるための本なども読んだりしていました。

『全力!脱力タイムズ』などテレビにもよく出演されている明治大学教授の斉藤孝さんが書かれている『雑談力が上がる話し方』の本などはとても参考になりました。

 

 

この頃には男子校病が快方に向かいつつあり、シラフでもなんとか女性と面向かって話せることができるようになりました。

女の子苦手芸人だったオードリーの若林さんもガールズバーで苦手を克服したそうです。

これはひとつ確立された方法なのかもしれません。

 

まだ女性を口説くとか考えられないレベルでしたが、拗らせはほとんど解消されていた気がします。

そして社会人1,2年目でお金もなかったこともありますが、接客中の女の子からのドリンクおねだりや営業メールなどを躊躇いもなく無視するメンタルもいつの間にか身につきました(笑)

そして、一度キャバ嬢の子に本気で恋をしそうになりましたが、こちらが少しその感じを見せたら明らかに営業をかけられ、彼女らもあくまで仕事、金ヅルとして連絡してきているだけ、本気の彼女探しと水商売の子とのコミュニケーションは分けないといけないと悟りました。

それに早く気づいてどっぷりハマることがなかったのも今考えるとよかったです。

水商売の子とまじめな恋愛に発展し、結婚まで至ったケースは私の周りではありませんね。

けれども私にとっては対女性のコミュ障を治すためのきっかけであったことは間違いありません

イケイケな男に衝動的に変貌したタイミングとは

キャバクラやガールズバーに少しハマってしまった私ですが、お金はかかるし普通に彼女が欲しかったもののキャバクラの子と付き合うことはまずないことに気づいてしまいました。

そしてなによりキャバクラに以前より刺激を感じなくなっていました。

私はコミュニケーション下手ではありましたが昔から好奇心は旺盛で若い頃は特に常に刺激を求めていました。

そんな時に思いついたのがクラブに行ってみたいでした。

私は元々音楽が好きで、どうせなら趣味が合う子と付き合いたいなと思っていたので、会社の飲み会が終わった後に一人でどこか突撃してみようかなと思いつきました。

学生時代から興味はあったもののなんとなく怖そうで行ったことがなかったのです。

当時の私はどこにどういったクラブがあるのかも知らなかったので、自分が好きそうなロックやテクノ寄りのイベントをネットで探したりしました。

 

ただググっていると意図せずとも「クラブ お持ち帰り」みたいなワードが目に入ってきてしまう。

そりゃお酒飲みながら男女がワイワイ集まったらそういうこともあるかもしれないけどこんな過激なの?と若干ひいてしまったのですがとても興味が沸いてしまいました。

会社の飲み会が入っているとある金曜日、私は「代官山であるオシャレなクラブイベント」、もしくは「西麻布のいわゆるナンパ箱と呼ばれるチャラいクラブ」、この二択から飲み会終わりのテンションで選ぼうと決めました。

その時の自分の気分で自由に動けるのでいつも通り一人行動です。

 

そして飲み会が終わり、、私は何の迷いもなく六本木に向かっていました(笑)

本能なのか性欲が突き動かしたのか分かりませんが躊躇はありませんでした。

一人で突撃するにも六本木のクラブなんて未知の世界で怖いし、すでに酔っていましたがコンビニで突撃前にさらにアルコールを入れた記憶があります。

荷物はロッカーに預けて財布は盗まれないように。女の子にはとりあえずお酒を奢っておけばOK

そんな事前に調べた浅い知識で突撃したのですが、想像以上の盛り上がりで自分が知っている曲もかかっているし、エロいお姉さんがたくさんいるし、普通の会社員ぽい子も意外と多いし、とりあえずテンションが上がったのを覚えています。

 

 

場に飲み込まれないようにお酒も結構飲んで途中あまり覚えていない感じだったと思うのですが、気づいたら女の子の手を引いて外を歩いていました

どうやって連れ出したのか何を話したのかも正直覚えていないのですが、俺はやり遂げたんだという勢いそのままその子と一夜を過ごしました。

この出来事がその後の自分を大きく変えてしまった気がします。

ちなみに、その時行った私がクラブデビューしたクラブはエーライフというクラブです。

残念ながらエーライフはクローズし、2023年春からはテルマー湯になるそうです。

※西麻布エーライフの思い出詳細はこちら

出会いの場数を踏んでPDCAを回しまくる

そこから私はほぼ毎週末クラブに通う日々となりました。

音楽好き、お酒好き、女好きがばっちりハマった感じです。

どこか気取っていましたが、ただの拗らせコミュ障で本当は女の子大好きでした。

渋谷、六本木、西麻布、代官山、新木場、有名どころはほとんど行ったと思います。

 

それでも社会人デビューしたての頃よりだいぶ改善されましたが口下手なのは相変わらずでした。

しかしこの時にただ漫然と楽しむのではなく、自分を掻き立てる強烈なゴール(お持ち帰り)があり、そのゴールを達成するためにどうアクションするかを必死に考えていたので成長できた気がします。

仕事以上にPDCAサイクルを回していたかもしれません。

若いっていいのはいいですね。

睡眠時間も気にせず本能だけで遊びまわっていました。

(この頃は恥ずかしい話ですが、彼女欲しいというより性欲が勝っていました。。)

  

 

 

自分の仕事である営業職に置き換えた時に、どう話しかけて楽しませて自分に興味を持ってもらい、どのようにクロージングするかなど、お酒の力も借りつつも本気でぐるぐる考えてアクションしまくりました。

こうやって文章にすると結構ひどいですが、コミュニケーション能力がこの時にだいぶ鍛えられたと思います。

 

ちなみにクラブには怖い場所というイメージがありますが、セキュリティもしっかりしており有名どころに行けばまず身の危険にさらされることはありません

もちろん酔っ払いばかりなので誇れる治安ではありませんし、女性に嫌がられるような絡み方をするとセキュリティに強制退去させられます。

コロナ禍の現在はクラブも下火になってしまったので、こういう出会い方が減ってしまっているだろうことが寂しいです。

他に方法は?

そしてもちろんクラブというのは誰もが行って楽しいものではないことは理解しています。

同じような悩みを持っていた高校時代の友達をよかれと思ってクラブに連れて行ったら、自分には無理だわと途中で帰られた思い出があります。

 

クラブじゃなくてもいいです。

今ならマッチングアプリやオフ会、出会いイベントたくさんあるので、まずはお金の続く限り場数を踏みまくって時に恥ずかしい思いはするかもしれないけれど、反省点を次に活かしてトライし続けるというのが大事だと思います。

イベントでもクラブでも失敗したとしても、そのときの女性と今後会うことはまずありません

社会人デビューしたての若い頃は気にせずどんどんトライした方がいいと思います。

 

自分のことを振り返ると、女性と話すのが苦手だった頃は身近な女性しか地球に異性がいないんじゃないかレベルで近視眼だった気もします。

一回の合コンに気合を入れすぎたり、すごい視野が狭くて自分に余裕がなかった気がします。

そういう意味でも出会いを求めている女性ってこんなに大勢いるんだと知ることができて、一段大人にしてくれた気がします。

大人になってからは特に余裕がある男が圧倒的にモテるのを今はとても感じています。

ときにはお酒の力を借りるのも手

これまで述べた通り、自分のコミュ障を一時的にでも抑え、饒舌になるためにお酒の力を借りるのもある程度は手です。

職場でもそうですが程よいお酒は潤滑油になると思います。

 

ただ気持ちよくなりすぎて自分から話しすぎるのはNGです。

男は基本は話を引き出す、聞き役に回るのがモテるコツだと思います。

ただし頭では分かっていても経験や自信のなさから自分からペラペラつまらないことを話してしまうのは自分もそうだったので分かります。

それはやはり実践して失敗し身をもって反省するしかないのです。

会社の同期にアタックして大ダメージ負うのも今後の大きな糧になりますし、身近な人が怖いならマッチングアプリでもキャバクラでもイベントでもクラブでもいいので異性とたくさん話しましょう。

 

コミュニケーションもお酒との付き合い方も実践×実践×実践で徐々にレベルアップすることができます。

歳を重ねていくと周りは結婚し始めて仲間が少なくなってきたり、失敗しづらくなってきたりするので、挑戦するのは若ければ若い方がいいと思います。

 

また、酔い過ぎて人に迷惑かけたり、最悪の事態として警察のお世話になるのは洒落になりませんので飲みすぎはお気をつけください。

たまに女性を無理やり酔わせてみたいな事件を見ますがあぁいう風になってしまったらおしまいです(泣)

身も蓋もないが異性にモテるコツは結局これな気がする

このように自分からいろいろとアクションしていくと少し広い視野で見れるようになったり、余裕が出てくると気づいたことがありました。

男にモテる男はモテる、たとえば自分の周りで悪口を聞いたことがなく友人の多い男は女性からもモテるということです。

男女関係なく誰に対しても優しかったり、義理堅かったり、軽快なコミュニケーションで楽しませることができる人なので至極当然なのですが、20代中盤になってそのことを改めて再認識しました。

 

合コンでも単独行動であの子を狙おうという男よりも、皆に楽しんで欲しいと動く男や幹事としてすぐに人を集められる男の方が最終的には結局モテます

そのことに気づいてからは女の子と出会いたい!だけではなく、人脈を増やしたり男からも楽しくてまた会いたいと思ってもらえるように心がけるようにしました。

人のつながりが増えることで恋愛も仕事もいろいろなチャンスが増えました。

自分のファンを一人でも増やすことを日々心がけて過ごすと人生は良い方にどんどん変わっていくのかなと。

 

年を取ればとるほど焦って失敗しがちになります。

一人行動が好きで異性と目を合わせて話すことすらできなかった私でさえ変わることができました。

自分を変えたいなら今すぐ少しでもなにか行動を起こしてみると人生が少しずつ変わっていくはずです。

今では家族を持った私も引き続き自分にそう言い聞かせながら日々少しでも良い人生になるよう挑戦していきたいと思います。